こんにちは。2024年もよろしくお願いします。
コロナも治まり、相談が途切れません。
出店を計画している方は、お早めの相談をお願いします。
年末年始に2軒の都市ガスが無い美容室の開業をお手伝いしました。
こちらをブログに記します。
ここ一年で、
①都市ガスが無くプロパンガスも設置できないオフィスビル8階の美容室
②都市ガスがない建物で物販店や塾などで使用されていた2階の美容室
③他の業者さんにここでは美容室は開業できないと宣言されたマンションの一角(元駐車場)。と
立て続けに条件の悪い物件での工事がありました。出店希望者に対し不動産が不足気味なのでしょうか?
美容室に慣れている弊社だからこそ、お役に立てることが多くなっていきそうです。
みなさん、ご相談はお早めに。
①から順番に設備を中心に書いていこうと思います。
出展場所は、明治神宮前、原宿近辺。紹介で知り合ったオーナーさんとは、現場調査で3物件ほど調査を行いました。
最初に見に行った物件は、以前のブログにもあった竹下通り内の物件。
→こちらは、申し込みをしましたが、負けてしまいボツ。
2軒目は、キャットストリートの以前工事をさせていただいた、KARINA COKETHの裏手の建物のオーナーが経営していたらしい飲食店だった物件。現場を見ると残地物の椅子やらテーブルやらが大量にあり、処分は借主(美容室オーナー)が行うと最悪の条件…(場所が良いのでオーナーが強気)
ボロボロで汚いのに、家賃高めで、調査中にここは借りません。すみません。と。
3軒目は、明治通りと竹下通りがぶつかる辺りのビルの上階。
㎡数は40㎡。天井高さが2400。と、セット面6面を希望されているのでギリギリ配置できそうな物件。都市ガスが無く、プロパンガスも設置できない。
動力盤に多少余裕があるように見え(私の目視確認)、タカラベルモントさんのDANRYUの動力タイプであれば開業できる可能性ある物件でした。
私では判断できないので、後日電気屋と共に確認に伺いました。
かなり電力を使う給湯設備も容量ギリギリで設置できることがわかり。
オーナーのRさんは、その時、面貸しでサロンワークを行なっており更新の問題でどうしても開業したい日程が決まっており、突貫工事気味で工程になりそうです。
プランニングを開始します。
トイレの位置とタカラベルモントさんのDANRYU、カラーラボと水物の設備を右にまとめ床上げで対応。
小さなお店なので、スタッフルームは座れればいい、洗濯機はいらない、と売上を上げるのを最優先のPLANに落ち着きました。
上記を叩き台に打ち合わせを進め
内装のイメージ
施主の希望は工場のような美容室。コンクリート、鉄、ガラス、スケルトン天井と、無機質の素材を組み合わせて店を作って欲しい。と希望。
まず、ビルオーナーに不動産屋を通して天井を壊してスケルトン仕様にするのは可能か?と問い合わせしました。
天井を抜くことは後々トラブルが起きるので「不可」との事。既存ベースで考えるようにします。既存で天井についている事務所仕様のダサい照明器具を撤去しDLで天井面をスッキリさせる。
工場のような角ばった照明器具をセット面上部に設置し、視覚的効果を演出。
セット面ドレッサーは、スチールの素地にクリア仕上げと、溶接面をあえて見せる作り。傷がつきやすい天板はステンレスのヘアライン仕上げ。
パーテーションは、壁の下地材LGS6045を使用し、スチールの反射を
コンクリート+スチールの荒い使用のセット面とは対照的にシャンプー部はネイビーでシックにまとめる。
と、素材感を共有しながら打ち合わせを進めてきました。
図面も出来上がり、OKをいただき、見積を進めます。