美容室のオーバーストアによる過当競争での倒産が相次ぐ...の記事が目につきます。
10年間で50件くらいの美容室の開業や改装工事に関わりました。2軒ほど、作ったお店が廃業しました。歌舞伎町と、草加市。理由はなんとなく、わかります。(その話は後日)
この記事は、前回の工事から10年 reブランディング(リブランディング)の為に
既存を生かすリノベーションで店舗を蘇らせ「勝つための、地域1番店を目指して」
改装工事の記録です。
前回までのあらすじ:http://urx.blue/OGbR
美容室の工事を得意とする株式会社スプートニクスは、千葉県八千代市で10年前工事したお店のリノベでの開業の手伝いの為、見積をする。予定金額をオーバーしたが「矢口くんに任せてるんだから(腕を信用して相見積りしてないんだから)」の期待に答え、坪単価20万円のプランを提案し(金額言ってくれれば、いくらでも考えて調整できます。しょうもない相見積りに時間を奪われるくらいなら、あなたのコストダウンデザインアップために時間を使わせてください。)工事を受注し施工に入る。
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今回の工事には無駄な時間が無いため、事前の発注関係のデスクワークをしっかりやりました。
失敗の経験から学んだの、要注意ポイントを事前に予測し、対策します。
こんな感じです ⬇︎
美容室工事は、専門店にお願いした方が良いと言われるのは、このPDCAのサイクル
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返し続けていて、業務を継続的に改善しついる(はず)強みがあるからですね。シャンプー台が部屋に入らない…電源が落ちる…照明が眩しすぎ…ミラーの高さが… コンセントの位置が…※※はレフ板代わりにしなければいけない…と色々、私も失敗しました。一歩ずつ改善してきました。今後もアップデートしていきます。
ちなみに、設計のみの会社は平面図を下請け業者に渡し、質疑をあげるようにと指示します。この作業が間接的に総工費に関係します。
事前にしっかりとした準備をしたので、問題なく工事は順調に進みます。
解体し、壁を抜き、軽量鉄骨LGSで壁下地を作り、電線、水道管、ガス管を隠蔽配管。
既存の塩ビタイルを剥がし、磨き、プラスターボードを張り、家具を取付、照明器具取り付け、湯沸かし器取り付け、看板シートを貼り とじゃんじゃん進めていきます。
どうなるのだろうか?と不安だった施主さんDIYは、床は問題なく施工できました。
壁の漆喰塗りは、下地⇨下塗り⇨仕上げと3工程(3日)があるのですが、皆さん下塗りで飽きてしまう&研修やらなんやらで忙しい。で、下塗りが仕上げになってしまいました。まあ、味と言って話のネタにしてもらいましょう。
2個の台風が襲来したり、花火大会で車線規制がかかるなど、想定外のこともありましたが一つずつ解決し(チラシ配布やホットペッパーに広告を打ってるので、後期延期なんてことは出来ません。プロなのでしません)
3週間後、完成!!!イメージ通りのインダストリアル感のある大人なお店完成です。
うーん、自分で言うのもアレだけど素敵!
お客さんも、イメージ以上の店舗が出来上がったようで、とても喜んでくれました。
次回は、今回の既存を生かすリノベーションをまとめていきます。
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