工事金額が決定したので、契約書類を作成します。
普通の建築の契約書は、甲は乙はと何十ページに及ぶ事が多いのですが、
簡略化した発注書と請け書を作成します。
注文者「甲」、請負者「乙」、工事名称、工事場所、工期、請負金額、支払方法(着工時・引渡時)、追加工事が発生した場合の支払い方法、検査・引渡日を記載した書類を記載し、捺印し各1通を保有します。
※書類はいいや。というお客さんは、支払時にゴネゴネするので判断する材料です。
今回のお客さんは、きちんと書類を作って欲しい方でした。以前に工事した、新宿の美容室は、なんだかんだで印鑑を押してくれませんでした。工期が迫りあいまいなまま着工し、案の定支払い時にトラブルが発生しました。お金が無い...と。
このブログを見てるであろう美容師さん側も施工業者を判断する材料になると思います。支払いの条件や追加工事の対応方法を事前に決めない業者さんは面倒になる可能性があるかもです。追加工事は相見積り取れないですしね。
合わせてきちんとした工程表を作成します。(打ち合わせ時は、仮の工程を使用)
1日目 材料搬入、墨出し
2日目 給排水給湯の配管、給湯器の取り付け
3日目 木工により床上げ、腰間仕切り作成
4日目 床:塩ビタイル貼り、クリーニング
5日目 シャンプー台等の機器取付、カット椅子の搬入
と予定通り5日での工程を作成。
近隣さんに挨拶し、鍵を受取り、店舗工事スタートします。